海外なめし工場の排水をキレイにしたいと思い続ける日々を送っていた時に、モンゴル国の同課題を解決しようと当社を探し当てて下さったのが長岡さん(写真:左)です。
JICAの調査などを請け負われるコンサルタントの先生である長岡さんが、当社の工場見学会に来て声をかけてくださり、JICA事業にエントリーする前に現地視察にも導いて下さいました。
いつかは海外へと思いながらも日々工場仕事に明け暮れる私はパスポートも期限切れで、バタバタとただ長岡さんを頼りに連れて行ってもらいました。
成田からウランバートルまではMIATモンゴル航空の直行便が2日に一便あり、行きは5時間半で行けますが私にはもっと近くに感じました。
そして最初に訪れたモンゴル国タンナーがモンゴル・シェブロ社でした。
同社のナサン社長(写真:真ん中右、左は会長で同国皮革産業のシンボルでもあるナサンさんのお父様)を中心に今回のMONYクッションの開発に至りますが、同じく技術シェアをしたモン・イルデュイ社のガンビレグ社長、ビンデリア社長ご夫妻、両社の技師や職人の皆さんと一緒に開発を進めることにつながる、プロジェクトの最初の一歩目でした。

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